【バドミントン部】大阪高等学校バドミントン選手権大会(冬の大会・男子)

 1月に大阪高等学校バドミントン選手権大会がありました。2週目以降すべての土日が試合ということでなかなかに大変な1年の幕開けです。男子シングルスは近年のバドミントン人気が影響し、1・2年生のみの参加にも関わらず655人が参加する大会であり、1部の選手48人を加えると700人を超える規模の大会でした。ダブルスはさらに人気が高く、474ペア、都合948人が参加していました。本校からは7人のシングル選手と4組のダブルス選手が参加登録をしましたが、発熱による棄権もあり6シングルスと2ダブルスの参加となりました。レベルの高いなかそれぞれが持ち味を出し、今大会では2年生の田村駿と1年生の市川稜真が特に輝きを放ちます。
 田村は1回戦汎愛高校との試合、横幅を目いっぱいに使った相手のショットに苦しめられ、それに伴いミスが重なると、1セット目を10-15で落とし苦しい展開となります。しかし2セット目、鋭いスマッシュと低く速いクリアでの競り合いに勝ち、勢いに乗ると15-4で取り返しました。そして最終セット、互いにラリーを戦い、最後は17-15でこの試合をものにします。その勢いのままに2回戦・3回戦を突破し、4回戦へと駒を進めると、対戦相手は箕面高校。力強いスマッシュと角度のあるショットに苦戦し、13-15、12-15と接戦を落とすも、非常に良い試合でした。

 そして市川のシングルス。1回戦の堺東高校を15-10、15-12に抑えて勝利するも、2回戦の山田高校に苦戦を強いられます。ショットのそれぞれが高レベルでまとまっている相手選手に対して市川は長いラリーを仕掛けることを選択。15-13、12-15と互角の勝負を繰り広げ、最終セットは15-8で勝利しました。その勢いのまま勝ち進み1日目の最終戦である5回戦、相手は大阪バドミントン界の古豪・関西福祉を破り、最終戦へ進出してきた貝塚高校。肩関節と手首の柔らかさ、身体の使い方がひじょうに優れた相手で、1セット目を10-15、2セット目を13-15で落とし、快進撃はここで終わりました。なお選手たちの結果は以下の通りです。

シングルス:田村…4回戦、市川…5回戦、西口…2回戦、久川…2回戦、横山…2回戦、山尾…1回戦
ダブルス: 田村・夏目…2回戦、市川・西口…3回戦
棄権:夏目、久川・山城ペア、横山・山尾ペア

選手を含めて線審や応援に来た部員は本当によく頑張ってくれました。今後とも応援よろしくお願いします。次回は女子の大会報告です。
★高体連主催の大会ではフロアでの撮影が禁止されています。そのため今回の写真は撮影可能な別大会の写真を使用しています。