大阪府公立校大会 バドミントン競技の部

会場(大阪府立清水谷高等学校体育館)風が涼しくなり、少し遅い秋の到来
…と思っていると、突然25度を超える夏日の続く11月。3連休の最終日に大阪府立清水谷高校にて公立校大会が開催されました。3年生が引退し、1・2年生の新チームとして挑む大会は女子団体の1回戦が八尾高校、男子団体の初戦が阿倍野高校というマッチメイクとなりました。公立校大会団体戦はダブルス1→シングルス→ダブルス2の15点2ゲーム先取で行われるため、ダブルスの出来がチームの勝敗に大きく影響するレギュレーションです。そして女子初戦の八尾高校は今夏の二部ダブルス入賞ペアを輩出している強敵ということもあり、かなりの緊張感に包まれていました。

試合開始の挨拶(女子団体)

女子団体のダブルスの先陣を切るのは1年生ペアの朝本・酒井。ペアとしての活動はごく短期間ながらもドライブを中心に長いラリーを続けていましたが、第1セットを取られると、2セット目に前後の緩急をつけようとした甘い羽根を狙い打たれてしまいストレート負け。悔しい試合となりました。後がないシングルスは同じく1年の高松。攻めのリスクを背負いつつ羽根を四隅に散らしてしてゲームを進めていましたが、相手による前後の振り回しの最中に足をくじくまさかのアクシデント。残念ながらそのまま2セットを手放すことになります。団体として敗退が決まってしまった第3試合、2年生ペアの高橋と殿川は1ラリー目からスマッシュとプッシュを中心に試合を組み立て、相手のディフェンスを上回り快勝。チームとして1勝をもぎ取りました。男子ダブルス(奥・小田、前・尾山)

男子団体の相手は第1回戦で生野高校を接戦で下し、勢いに乗る阿倍野高校。第1試合は田村と夏目の1年生ペアが出場。男子特有の速いタッチのドライブ合戦が行われ、前半は試合を有利に進めます。しかし後半、タイミングをはずし打ち方やコースをずらすショットを織り交ぜられからミスが増え僅差での負けとなりました。続いて今夏より復帰した2年桝中のシングルス。横方向のフットワークとスマッシュのよい選手ですが、前後に振り回され、要所でよいスマッシュエースも見られましたが、相手校のブロックに阻まれ第2試合も落としてしまいました。最終試合は小田・尾山の2年生ダブルス。低い弾道のスマッシュと緊急回避としての速いクリアが刺さり、ストレートで勝利しました。

女子団体・男子団体ともに1勝2敗。2年生ダブルスの白星が見られた一方で、チームとしての今後の実力向上が求められる内容となりました。まだまだ新体制も始まったばかり。冬に向けて頑張ってまいりますので、皆様こ今後ともよろしくおねがいします。