校長挨拶
「世界を広げ、未来を拓く」
目まぐるしく日々変化している現代社会において、これからの社会で必要な「力」とは何なのでしょうか。今の高校生が社会の中心となって活躍するのが 15 年後、20 年後とするならば、そんな先のことを予測することはとても難しいことです。すなわち、将来こんな力がいるだろうと今考えていたとしても、そうではなくなっている可能性があるということです。これから必要な力は、社会がどのように変化したとしても、その変化に対して常に学び続ける力だと言えます。
本校では、学びの楽しさや大切さ、奥深さを実感できる教育内容を展開していきます。東京大学名誉教授の養老孟司先生は、「変わっていくこと、それが学ぶということ、知るということです。自分が変わっていなかったら、何も学んでいないと思えばいい。」と述べています。 日々の学びが自分自身を成長させ、新たな自分を発見する機会となります。学ぶことで、自分の世界が広がります。世界が広がることで、未来を切り拓いていく力を身につけることができます。
「世界を広げ、未来を拓く」この言葉のように、日新高校での3年間がこれからの時代を生きていく皆さんの基盤となるよう、私たちは全力でサポートしていきます。
東大阪市立日新高等学校
校長 芦田 じゅん
教育目標
民主的で平和な国家及び社会の有為な形成者として、心身ともに健全で、個人の価値を尊び、自主的精神に満ちた、心理と正義を愛する、個性豊かな人格を育成する。
- 自らな学ぶ意欲と、社会の変化に主体的に対応できる能力の育成を図る。
- 教養を広め、広い視野に立って行動できる、調和のある人格を育成する。
- 自然を愛し、友愛と礼儀、誠実と責任を重んじる豊かな人間性を養う。
- 生涯学習の基礎となるよう、知・徳・体の基礎・基本の充実を図る。
- 国際理解教育を通して、異質性・異文化を積極的に受容できる人間を育成する。
特色
- 普通科、商業科、英語科の3学科を併設する、ユニークな学校です。
- カリキュラムは、3学科併設の特色を活かして、他学科の専門教科が学習できるように編成されており、将来の進路や適性、興味にそった授業展開をしています。
- 最新のLL機器、パソコン、ワープロを導入して国際化、情報化社会に対応できる人材を育成しています。
- 校風は明朗活発で友愛に富み、堅実さと和やかさがあります。
校歌
1.
生駒山 天にそそりて
動かざる
容姿(すがた)ぞ崇(たか)し
濁世(にごりよ)の 波は荒るるとも
わが学園(まなびや)は
永遠(とわ)に揺(ゆる)がじ
ああ我等 気高く生きん
2.
大淀の 流れは尽きず
撓(たゆ)まざる
意力(ちから)ぞ剛(つよ)し
限り無き 理想(のぞみ)を持ちて
わが学園(まなびや)は
永遠(とわ)に息(やす)まず
ああ我等 雄々しく生きん
沿革
大正10年 | 06月 | 私立大正学校として大阪市内淀川橋に創立 |
大正10年 | 10月 | 北河内郡古川橋に移転 |
大正11年 | 04月 | 第1回入学式を挙行する(新入生165名) |
大正12年 | 03月 | 私立日新商業学校(5年制)創立 |
大正13年 | 04月 | 中河内郡布施町荒川(現東大阪市三ノ瀬2丁目48)の地に移転 |
昭和09年 | 09月 | 室戸台風襲来し、中央校舎倒壊 |
昭和11年 | 01月 | 3階建1,000坪鉄筋校舎竣工し、日新の偉容なる |
昭和19年 | 03月 | 私立日新工業学校に校名変更(政府歓奨) |
昭和21年 | 04月 | 私立日新商業学校に校名変更(終戦) |
昭和23年 | 09月 | 布施市立日新高等学校(布施市へ移管) |
昭和25年 | 04月 | 布施市立日新高等学校、布施市立日新高等学校(定時制) (定時制併設) |
昭和26年 | 04月 | 男女共学制実施 |
昭和42年 | 02月 | 東大阪市立日新高等学校、東大阪市立日新高等学校(定時制)改称(合併・東大阪市) |
昭和49年 | 08月 | 東大阪市日下町7丁目9番11号に 敷地面積 42,556㎡、建築面積 3,382㎡、床面積 11,832㎡、鉄筋4階建の新校舎竣工なり、三ノ瀬の旧校舎より移転 |
昭和50年 | 04月 | 学則改正により、生徒数1500名、30クラス編成へ |
昭和50年 | 08月 | 体育館竣工 |
昭和52年 | 12月 | 東大阪市立日新高等学校(定時制)校舎移転 |
昭和54年 | 06月 | プール完成 |
昭和60年 | 10月 | PCゼミ方式による最新の情報処理教室完成 |
平成01年 | 08月 | PCゼミ方式による最新のワープロ専用教室完成 |
平成06年 | 04月 | 英語科を新設 |
平成08年 | 03月 | 東大阪市、グレンデール市間の交換留学事業により、英語科生徒をグレンデール市へ派遣。以後、毎年実施 |
平成08年 | 11月 | 東大阪市、米グレンデール市間の第1回姉妹都市 交換留学事業により、米グレンデール市立高校生受け入れを開始。(以後、毎年実施) |
平成09年 | 07月 | オーストラリア語学研修を開始。(自由参加。対象は全生徒) |
平成10年 | 09月 | 校内空調システムが完成し、全室冷暖房が完備 |
平成11年 | 05月 | 英語科2年で始めての海外修学旅行(マレーシア・シンガボール)を実施 |
平成20年 | 04月 | 普通科が普通科総合選択制となる |
平成20年 | 06月 | 第2トレーニングルーム完成 |
平成30年 | 04月 | 普通科総合選択制が普通科専門コースとなる |
令和2年 | 10月 | GIGAスクール構想、文部科学省ICTアドバイザーの活用 |
令和3年 | 3月 | 定時制課程 閉課程 |
令和4年 | 4月 | 新食堂・購買オープン |
令和5年 | 4月 | 新デザインの制服へ |
令和5年 | 6月 | 創立100周年記念式典 |